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Interview

岡澤陽子|受講者インタビュー

人の成長や変化に伴走できて、メンター にも新たな発見がある

(株)オリザリア取締役

岡澤 陽子

受講コース
BCMA認定キャリアメンター®資格取得コース1期
プロフィール
一橋大学商学部卒。トヨタ自動車株式会社にて、国内外の市場調査、需要予測、生活者のライフスタイル研究に従事後、レクサスのグローバルブランディングチームに参加。ブランド戦略やPRマーケティング施策を担当、多国籍チームのグループマネージャーを務める。2020年、株式会社オリザリアに参画し企業のブランディング戦略をサポート。2021年10月、INSEAD Executive Master in Changeに入学。

現在のお仕事について教えてください。

現在は、コンサルティング会社でスタートアップの顧客をメインにブランディングの支援をしています。それまでは、大手自動車メーカーに20年間勤め、マネジメントも経験しました。東京のオフィスでしたが、組織はグローバルなメンバー構成で、外国籍の上司や部下と一緒に仕事をしていたんです。

また、この秋から仕事をしつつ経営大学院に通い始め、組織心理学を学んでいます。その卒業生の1人であるMentor For代表・池原さんの存在を知ったことから、今回受講した「ビジネス・キャリアメンターアカデミー」に出会いました。

なぜ「Career Mentor Academy」を受講しようと思ったのでしょうか?

大学院で体系的にビジネスと心理学を学びつつ、もう少し実践的な面でもマネジメントを学び直してみたかったからです。

前職で多様なメンバーを抱えるチームをマネジメントした経験から、組織として成長しつつ、個のキャリアを実現するにはどうしたらよいのかという課題感を持っていました。

今の時代、これまで大企業でよしとされてきた「出世コース」をなぞれば幸せになれるとは限りません。人それぞれのキャリアの描き方があるなかで、組織も個人も、さらに良いシナジーを生み出せればよいなと考えていたんです。メンタリングは部下の育成や1on1に近い部分もあると感じ、受講を決めました。

受講してみての率直な感想を聞かせてください。

素敵な受講メンバーに囲まれ、純粋に楽しかったです。オープンマインドかつ学びへの意欲が高い人たちと知り合えたことは、受講後も自分の財産となっています。

講座はインプットだけではなくワークが多めの構成な点もよかったです。やっぱり、理論と実践には天と地ほどの差があります。まずは実践してみることで、より深い反省や学びを得られたと感じます。

学びを通じて、どのような変化がありましたか?

「人はだれしも無意識のバイアスを持っている」と知り、周りへの接し方が変わったと思います。決して完全に取り除くことはできないけれど、だからこそ自覚することが大切なのだとわかりました。

そして、対話で「聞く」ことの難しさにも気づけました。これまで部下へのマネジメントや1on1は、かなり自己流でやってしまっていたんだなと。相手を引き出す力や質問スキルの重要性を痛感しましたね。

岡澤さんが感じる、メンタリングの魅力とはなんでしょうか。

メンタリングは、メンティに内省を促すだけに留まらず、対話を通じて具体的なアクションや変革に繋げていくことをゴールにしています。人の成長や変化に伴走できる点が魅力だと思いました。

講座のワーク中にも実感しましたが、画一的な問答だけでなくメンターとしての異なる視点が入るからこそ引き出せる部分もあるんです。それがユニークな壁打ちにつながっているのではないでしょうか。その対話を通じて、メンター側にも新たな発見や学びがある点も非常に興味深かったです。

「Career Mentor Academy」で得たものを、今後どのように生かしていきたいですか?

今の仕事であるブランディング支援で、経営者の方へのインタビューにおいて、質問で相手の考えを引き出すメンタリングのスキルを生かしていきたいと思っています。

そのブランドが50年後、100後に社会に対してどういった存在意義を生み出したいか。そして、自分たちのブランドの強みやバリューはなんなのか。「ブランド」は、そのまま「個人のキャリア」に置き換えると、メンタリングに通じるものがあります。

将来的には、個のキャリアや組織開発にもっと深く携われる活動ができたらと考えています。

組織は、個人の集合体。組織のなかでイキイキと働く人が増えれば、組織全体にも必ずポジティブな影響をもたらせるはずです。メンタリングには、その相乗効果をサポートできる力があります。変革に伴走する一助となれたらうれしいです。

私のキャリアを振り返ると、多国籍メンバーと働いた経験が、ライフスタイルやキャリアパス、自分のマネジメントスタイルを考える良いきっかけになりました。

例えば、それまで知らず知らずのうちに、「プライベートよりも仕事を優先しなくてはいけない」と思い込み、自分で自分を苦しめていたことに気づきました。でも、キャリアパスに正解はないんですよね。それぞれの働き方や価値観に触れ、まずは自分自身がどうしたいのか、より深く考えるようになりました。

異なる経験や視点を持つ人たちとの対話には多くの気づきがあります。さらに、フラットに相談できる存在がいたら、とても心強いですよね。今後は私がメンターとして、同じように悩みを抱える方が理想のキャリアをどのように実現していくか、一緒に考えていける存在になりたいです。

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