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BCMA認定キャリアメンター資格取得コース
受講生の声

電子部品メーカー勤務 桒原 直美

●受講コース:BCMA認定キャリアメンター資格取得コース1期

長野県警察に約10年間勤務。初の女性刑事として主に犯罪被害者対策を担当。専業主婦、官公庁のパートなどを経て現在の電子部品メーカーに就職。社内では役員秘書及び広報・渉外業務を担当し、主にCSR を軸とした社会貢献活動を推進。プライベートではライフワークとして社会人向けのコミュニケーション教室の講師を担当。「女性のキャリア開発」「子育てに役立つコミュニケーション」「信頼関係を築く接遇やマナー」など、働く仲間やワーキングマザーを支援するコミュニケーションの専門家として活動中。

メンタリングで「等身大の自分」を活かしながら、
未来を担う女性のキャリア支援をしたい

——これまでのキャリアを教えてください。

長野県にある電子部品メーカーで、役員の秘書をしています。生まれも育ちもずっと長野県。最初のキャリアは警察官からスタートしました。私が20代の頃はまだ「女性は結婚したら家庭に入る」のが一般的だったので、結婚後は専業主婦に。その後、離婚を経て、両親のサポートを受けながら子ども2人を育ててきました。

離婚をきっかけに再度自分のキャリアを考え、手に職をつけようと産業カウンセラーの養成講座に通うことにしました。その講座で現在勤める会社の人事担当と出会い、声をかけてもらって今に至ります。入社後は未経験の秘書業務を習得するため必死で、産業カウンセラーの資格は取らずじまいになってしまったんですが、15年間、秘書の仕事にまい進してキャリアを積んできました。

——「Career Mentor Academy」を受講しようと思ったきっかけはなんでしたか?

子どもたちも大学へ進学し、育児がひと段落ついたところで、自分が置き去りにしていた「やりたいこと」にもう一度向き合いたいと思ったからです。それは、これからの未来を担う若い女性たちのキャリアを支援すること。

身の回りを見渡したときに、男性中心な環境の中で自分のキャリアパスが見えなかったり、ライフステージの変化に不安を感じていたりと、今後のキャリアに悩む女性がまだまだ多いと気づきました。私自身も、キャリアを断念せざるを得なかった時期につらい思いをすることもあって。彼女たちに、自分と同じ思いをしてほしくないと思ったんです。

数年前にキャリアコンサルタントの資格を取得したのですが、そのときの仲間からの紹介でメンタリングとこの講座に出会いました。クライアントに直接アドバイスを行わないキャリアカウンセリングと異なり、メンタリングは自分の経験から得た教訓なども活かしながら相手を支援できる点に惹かれたんです。

——講座を受講してみての感想を聞かせてください。

今までに経験したことのない、素晴らしい学びと出会いが詰まった時間になりました。

受講生の方は、経営者やプロのコーチなど立派なご経歴を持つ方ばかり。最初はついていけるか不安だったのを覚えています。ですが、グループワークでたくさんの方と対話させていただいたり、フィードバックをし合ったりする中で、皆さんはご自身の持っているスキル、経験値や知見を惜しみなくシェアしてくださるんです。その姿勢に感動しましたし、新たな価値観に触れてたくさんの学びを得ました。地方に住みながら一緒に学ぶ仲間が全国にできたことは、自分にとっての財産です。

メンタリングでは、メンターは一方的に教える立場にはありません。メンティの価値観を知って受け止めることで、それがまた自分の引き出しにもなるんです。年齢も肩書きも関係なく、共に学び合えるのがメンタリングの魅力ですね。

また、講座内で自分のこれまでの人生の棚卸をしたことも貴重な経験でした。今までしっかりと見えていなかった自分のコンプレックスも明らかになり、改めて等身大の自分と向き合えたと感じます。

——講座を通じて、特に印象に残っている学びや自身の変化はありましたか?

具体的な学びとしては、聞き方やアドバイスの伝え方などの実践的なスキルが身に付いたと感じます。メンタリングで改めて傾聴について学び、単なる同調とは異なるのだと理解することができました。

今まで、人の話を聞くのは普通にできていると思っていました。ですが、さらに一歩踏み込んで、相手にとっての知見や次のアクションにつながる対話ができるようになったんです。

それから、「過去の振り返り」を行うワークも印象に残っています。自分はこれまで何を考え、どのように行動してきたのか。それがどう影響をもたらし、現在の自分につながっているのか。ワークに取り組むうちに、過去に直面した困難やつらい出来事は、すべて学びになっているのだと気づけました。

過去の経験からの学びは、また同じような状況に置かれたときに活かせます。さらにメンタリングでは、自分の経験や知識をもとに他者の成長を後押しすることができるので、これらをシェアすることで誰かの役にも立てるんです。

この先また大変なことが起こっても、むしろ自分がシェアできる学びの引き出しが一つ増えると思えば、前向きに乗り越えられそうだなと思いましたね。どんなこともプラスに捉えられるようになったのは自分の中でとても大きな変化です。

——受講後、学びを通じてどのような変化がありましたか?

講座内でメンティを探してセッションをするという宿題が出たのをきっかけに、社内の方にお願いしてメンタリングを受けていただいたんです。そこで、自分がメンタリングによってキャリアを支援できる、という実感を持てましたね。

ある20代の女性社員からは「出産後、育児しながら管理職になれる気がしない」「今の仕事が楽しいから、産休や育休でキャリアにブランクをつくることに不安を感じる」という悩みを聞きました。

私は育児を通じて、いろいろな方との出会いやかけがえのない経験を得ることができたと感じています。なので「逆に、仕事を離れて他のことに視野を広げられるチャンスだと捉えてみるのはどうか」とお伝えしたんです。また、同じ悩みを持つ人事職の女性社員にも、「社内の産・育休制度を自分で体験してみることは、きっと仕事にも活きるはず」と。彼女たちからは「今までそんなふうに考えたことがありませんでした。ライフイベントが楽しみになりました」と言ってもらえました。

これも、「Career Mentor Academy」でメンタリングを学び、自分の過去を振り返れたからこそだと思います。私が感じてきたことや経験が活かせるのだと自信につながりましたね。以前の私だったら、自分から「お話を聞きます」と呼びかけることなんてきっとできませんでした。でも今では、誰かのお役に立てるなら喜んでお伺いしたい。そう前向きな気持ちでいられます。

——今後の抱負と、受講を検討されている方にメッセージをお願いします!

講座修了後も、社内外の活動でキャリア支援を行っていきたいです。定年を迎えた後も、自分のライフワークにできればと。メンタリングで得た学びは、今後の活動に大きく活かせるだろうという確信がありますね。

受講当初の私のように、周りに対して引け目を感じてしまったり、自分に自信が持てなかったりして、学ぶことをためらってしまう方もいらっしゃるかもしれません。でも、メンタリングは等身大の自分をそのまま活かせます。その点で、すごくおすすめしたいですね。

この講座を通じて、本当に人の価値観やバックグラウンドはそれぞれなのだと知りました。自分は自分らしく、誰もがそれぞれの強みを活かして生き生きと輝くことができる。きっとそう感じていただけると思います。

実際の公開ページでは回答部分が閉じた状態で表示されます。

インタビュー記事全文はこちら

  • 岡澤 陽子さんインタビュー

    ——現在のお仕事について教えてください。

    現在は、コンサルティング会社でスタートアップの顧客をメインにブランディングの支援をしています。それまでは、大手自動車メーカーに20年間勤め、マネジメントも経験しました。東京のオフィスでしたが、組織はグローバルなメンバー構成で、外国籍の上司や部下と一緒に仕事をしていたんです。

    また、この秋から仕事をしつつ経営大学院に通い始め、組織心理学を学んでいます。その卒業生の1人である一般社団法人ビジネス・キャリアメンター協会代表・池原さんの存在を知ったことから、今回受講した「Career Mentor Academy」に出会いました。


    ——なぜ「Career Mentor Academy」を受講しようと思ったのでしょうか?

    大学院で体系的にビジネスと心理学を学びつつ、もう少し実践的な面でもマネジメントを学び直してみたかったからです。

    前職で多様なメンバーを抱えるチームをマネジメントした経験から、組織として成長しつつ、個のキャリアを実現するにはどうしたらよいのかという課題感を持っていました。

    今の時代、これまで大企業でよしとされてきた「出世コース」をなぞれば幸せになれるとは限りません。人それぞれのキャリアの描き方があるなかで、組織も個人も、さらに良いシナジーを生み出せればよいなと考えていたんです。メンタリングは部下の育成や1on1に近い部分もあると感じ、受講を決めました。

    ——受講してみての率直な感想を聞かせてください。

    素敵な受講メンバーに囲まれ、純粋に楽しかったです。オープンマインドかつ学びへの意欲が高い人たちと知り合えたことは、受講後も自分の財産となっています。

    講座はインプットだけではなくワークが多めの構成な点もよかったです。やっぱり、理論と実践には天と地ほどの差があります。まずは実践してみることで、より深い反省や学びを得られたと感じます。

    ——学びを通じて、どのような変化がありましたか?

    「人はだれしも無意識のバイアスを持っている」と知り、周りへの接し方が変わったと思います。決して完全に取り除くことはできないけれど、だからこそ自覚することが大切なのだとわかりました。

    そして、対話で「聞く」ことの難しさにも気づけました。これまで部下へのマネジメントや1on1は、かなり自己流でやってしまっていたんだなと。相手を引き出す力や質問スキルの重要性を痛感しましたね。

    ——岡澤さんが感じる、メンタリングの魅力とはなんでしょうか。

    メンタリングは、メンティに内省を促すだけに留まらず、対話を通じて具体的なアクションや変革に繋げていくことをゴールにしています。人の成長や変化に伴走できる点が魅力だと思いました。

    講座のワーク中にも実感しましたが、画一的な問答だけでなくメンターとしての異なる視点が入るからこそ引き出せる部分もあるんです。それがユニークな壁打ちにつながっているのではないでしょうか。その対話を通じて、メンター側にも新たな発見や学びがある点も非常に興味深かったです。

    ——「Career Mentor Academy」で得たものを、今後どのように生かしていきたいですか?

    今の仕事であるブランディング支援で、経営者の方へのインタビューにおいて、質問で相手の考えを引き出すメンタリングのスキルを生かしていきたいと思っています。

    そのブランドが50年後、100後に社会に対してどういった存在意義を生み出したいか。そして、自分たちのブランドの強みやバリューはなんなのか。「ブランド」は、そのまま「個人のキャリア」に置き換えると、メンタリングに通じるものがあります。

    将来的には、個のキャリアや組織開発にもっと深く携われる活動ができたらと考えています。

    組織は、個人の集合体。組織のなかでイキイキと働く人が増えれば、組織全体にも必ずポジティブな影響をもたらせるはずです。メンタリングには、その相乗効果をサポートできる力があります。変革に伴走する一助となれたらうれしいです。

    私のキャリアを振り返ると、多国籍メンバーと働いた経験が、ライフスタイルやキャリアパス、自分のマネジメントスタイルを考える良いきっかけになりました。

    例えば、それまで知らず知らずのうちに、「プライベートよりも仕事を優先しなくてはいけない」と思い込み、自分で自分を苦しめていたことに気づきました。でも、キャリアパスに正解はないんですよね。それぞれの働き方や価値観に触れ、まずは自分自身がどうしたいのか、より深く考えるようになりました。

    異なる経験や視点を持つ人たちとの対話には多くの気づきがあります。さらに、フラットに相談できる存在がいたら、とても心強いですよね。今後は私がメンターとして、同じように悩みを抱える方が理想のキャリアをどのように実現していくか、一緒に考えていける存在になりたいです。

  • 清田 大介さんインタビュー

    メンタリングスキルを身につけ中高年世代の自由なキャリア選択を応援

    ——現在のお仕事を教えてください。

    大手損害保険会社の人事部門にて、部長を務めています。また、キャリアデザイン室長も兼任しています。中高年・シニアの社員のキャリア研修や再就職先の支援など、活躍推進における企画立案から実行までが主な業務です。

    マネジメント職は、かれこれ15年ほど経験してきました。エリアの人事責任者となり、1000名規模の組織を任せていただいたこともあります。

    これまでは、営業職がメインのキャリアでした。課題を抱えるクライアントに対して提案を行い、ダイレクトに貢献できる仕事にやりがいを感じていました。

    人事業務では、支援する対象が「自社の社員」に変わりますが、仕事の本質は変わりません。大きな組織ゆえに難しい面もありますが、社員の新たなキャリアの可能性を広げられる点に意義を感じながら取り組んできました。


    ——「Career Mentor Academy」を受講しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

    もっと働く一人ひとりのキャリアを支援したいと考えたことからです。人事としての知見を増やすため、以前にキャリアコンサルタントの資格を取得しました。社員との人事面談などでは、「傾聴」を大切にしてきたつもりです。

    ですが、語られる話に耳を傾け、寄り添うだけではその人の可能性を最大限に引き出せないのではないだろうか。次第にそんなモヤモヤを感じるようになったんです。

    「Career Mentor Academy」の説明会で、メンタリングでは対話を大切にしつつも、メンターの経験や知見をベースにしたアドバイスをすることもあると聞きました。カウンセリングやコーチングにおいては、相手にアドバイスをするのは基本的にご法度なので、その点が新鮮でしたね。

    型にはまりすぎず自然な対話の中で、お互いの生きざまを交わし合う。メンタリングにはそんな印象を持ちました。今までの学びだけでは得られなかった価値を生み出せるかもしれない。その世界をぜひ体験してみたいと、受講を決めました。


    ——講座を受講してみた感想を聞かせてください。

    本当に素晴らしい学びの機会を得られたと感じます。

    受講して早々に、良い意味で衝撃を受けたことがあります。講座内で、他の受講生とグループを組んでロールプレイングを行ったときのこと。そこでメンティ役を担当した際に、メンタリングを通じて心の揺らぎや内省、はっとするような気づきが自分の身に起こったたんです。

    ▼「Career Mentor Academy」 受講生と。左下が清田さん。
    こちら

    メンターの視点から問いかけられることによって、こんなにも思考の変化、新たなアイデア、活力が生まれるのかと、メンタリングの奥深さを感じました。

    また、受講生の皆さんは真摯で熱意にあふれる方ばかり。それぞれの感性や人生経験から学ぶものも非常に多かったです。講座はオンラインでしたが、一緒に課題を考えたりお互いにフィードバックしたりする時間が純粋に楽しかったですね。おかげさまで、一生ものの仲間を得られました。

    ——「Career Mentor Academy」で一番の学びや変化はなんですか?

    メンタリングスキルを学んだことで、対話をするときに、より相手の内省が促進されるような問いかけをできるようになったと感じます。

    今までも社員や周りの人から相談を受ける機会が多くありましたが、相手の話に入りすぎてしまい、心情に共感するだけで終わってしまいがちでした。

    相手の課題解決には、他者視点のフィードバックが効果的です。相手は今どのような状況に置かれて、何を感じているのかを意識するようになりました。まだまだ修行の身ですが、相手にはっとするような気づきをもたらせる場面が少しずつ増えてきたのはうれしいですね。


    ——「Career Mentor Academy」で得たものを、今後どのように生かしていきたいですか?

    人事、そして会社員としての経験を活かし、ゆくゆくは中高年の方々のキャリア支援をメインに行う「ライフシフト仕掛け人」として、個人でも活動したいと考えています。そこでメンタリングスキルを活かしていこうと思います。

    自分の望む生き方と会社で求められるあり方がそぐわなくなってきて、今後の働き方に思い悩む人は少なくありません。こういう人たちが、もっと自由にキャリアを選択していけるようにお手伝いをしていきたいのです。

    やりたいことを突き詰めたり、副業で活躍の場を増やしたり、社外活動やボランティアをしたりと、手段は何でもいい。さまざまなしがらみを感じる中でも、その人が生きたいように生きられることが大切だと考えています。自分自身の経験や知見も交えながら、メンタリングによって、キャリアに悩む方の支えになったり、モチベーションを引き出したりできる存在を目指していきます。


    ——素敵ですね。最後に、受講を考える方にメッセージをお願いします!

    まずは、講座でメンタリングをぜひ体験してみてください。確実に自分の中でいろいろな心の動きや変化が生まれるはずです。私もそれがすごくありがたかったですし、たくさんの気づきを得られました。

    もし、自分自身が今後のキャリアに悩んでいたり、悩んでいる人をサポートしたいと考えていたりするなら、ぜひメンタリングの世界に飛び込んでみてほしいですね。

  • 鎌田 優さんインタビュー

    未経験からの新鮮な学びで、自分の経験は「他者の知見」になると知れた

    ——現在の仕事内容を教えてください。

    新卒入社した総合商社にて、輸送機・建機を扱う事業部門に所属しています。自動車流通販売に関わる業務をメインに、海外駐在や商用車メーカーへの出向、別業種である船舶事業部への異動などを経験してきました。

    数年ごとに新しいチャンスをいただけて、都度新鮮な気持ちで仕事を続けてこられたと思います。現在は新規事業開発部にて、自動車に限らない「Mobility」と「異業種」の領域を掛け合わせる形での事業開発を推進している最中です。


    ——なぜ「Career Mentor Academy」を受講しようと思ったのでしょうか?

    会社の中で中堅ポジションになった今、自分自身の今後のキャリアを改めて見つめ直したいと感じたからです。これまでは、異動など会社から提示してもらえるキャリアパスに身を任せてきた部分もありました。

    ただ、最近は会社員としてではなくいち個人としても「今後のキャリアをどのように考えていけばよいのだろうか」と漠然と考えるようになって。メンタリングは未経験でしたが、自分自身の内省や棚卸しにも有効だと聞き興味を持ちました。メンターとしてすでに活躍している妻から、この「Carrer Mentor Academy」を紹介してもらったんです。

    メンタリングを学びながら自分のキャリアについて考えを深め、将来的には同じようにモヤモヤしている人に対しても何かサポートできればいいなと思い、受講を決めました。


    ——講座を受講した感想を聞かせてください。

    普段は知り合えないような社外の仲間ができた点がよかったです。講座内でのやり取りやワークを通じて、多様な価値観やバックグラウンドに触れることができ、とても勉強になりました。

    ロールプレイングを重ねるごとに、講師の方々からも「自信がついてきたね」と褒めていただけたのは、成長を実感できてうれしかったですね。

    正直に言うと、転職やマネジメント職の経験がない中で、「キャリアメンター」を名乗るのに最初は抵抗がありました。「私なんかがキャリアのアドバイスをできるのだろうか」と思っていたんです。

    ただ、講座でメンタリングを学ぶうちに「こうすれば良いんだよ」と伝えるだけがアドバイスではないのだと知りました。「今の話を聞いてあなたの考えをこんなふうに捉えました」と、率直に自分が感じたことを共有するだけでも、相手にとって気づきをもたらせるんです。

    同時に、自分の中で「何か良いことを言うべきだ」と固定観念を持っていることにも気づけました。自分にも相手にも発見や学びが生まれるのが、メンタリングの魅力ですね。


    ——講座を通じて、特に印象に残っている学びや自身の変化はありましたか?

    具体的な学びとしては、聞き方やアドバイスの伝え方などの実践的なスキルが身に付いたと感じます。メンタリングで改めて傾聴について学び、単なる同調とは異なるのだと理解することができました。

    今まで、人の話を聞くのは普通にできていると思っていました。ですが、さらに一歩踏み込んで、相手にとっての知見や次のアクションにつながる対話ができるようになったんです。

    それから、「過去の振り返り」を行うワークも印象に残っています。自分はこれまで何を考え、どのように行動してきたのか。それがどう影響をもたらし、現在の自分につながっているのか。ワークに取り組むうちに、過去に直面した困難やつらい出来事は、すべて学びになっているのだと気づけました。

    過去の経験からの学びは、また同じような状況に置かれたときに活かせます。さらにメンタリングでは、自分の経験や知識をもとに他者の成長を後押しすることができるので、これらをシェアすることで誰かの役にも立てるんです。

    この先また大変なことが起こっても、むしろ自分がシェアできる学びの引き出しが一つ増えると思えば、前向きに乗り越えられそうだなと思いましたね。どんなこともプラスに捉えられるようになったのは自分の中でとても大きな変化です。


    ——今後、「Career Mentor Academy」での学びをどのように活かしていきたいですか?

    まずは、社内での日々の円滑なコミュニケーションに活かしたいです。

    ロンドンに駐在していたとき、同じく欧州に駐在していた先輩が私の仕事ぶり、人間性をとてもよく見てくれて、自覚していなかった強みをフィードバックしてくれたことがありました。きちんと私に向き合って、自分の可能性を引き出してもらえたと感じたんですよね。

    今思えば、これはメンタリングの体験と非常に近しいものでした。私も、後輩育成や普段の同僚とのやり取りにおいて、周りのメンバーをよく見ながらポジティブな働きかけをしていきたいと思います。


    ——最後に、講座の受講を検討している方にメッセージをお願いします!

    私のようにマネジメント未経験だったりメンタリングの初心者だったりしても、安心して学べる場です。

    こういったクローズドなコミュニティだからこそ、「失敗しても大丈夫だ」と思えます。実際、キャリアに真剣に向き合っている受講生や講師の方々から、毎回とても温かいフィードバックをいただけました。

    「Career Mentor Academy」での学びは、社内外のあらゆる場面で活かせると思うので、ぜひチャレンジしてみてください!

  • 桒原 直美さんインタビュー

    メンタリングで「等身大の自分」を活かしながら、未来を担う女性のキャリア支援をしたい

    ——これまでのキャリアを教えてください。

    長野県にある電子部品メーカーで、役員の秘書をしています。生まれも育ちもずっと長野県。最初のキャリアは警察官からスタートしました。私が20代の頃はまだ「女性は結婚したら家庭に入る」のが一般的だったので、結婚後は専業主婦に。その後、離婚を経て、両親のサポートを受けながら子ども2人を育ててきました。

    離婚をきっかけに再度自分のキャリアを考え、手に職をつけようと産業カウンセラーの養成講座に通うことにしました。その講座で現在勤める会社の人事担当と出会い、声をかけてもらって今に至ります。入社後は未経験の秘書業務を習得するため必死で、産業カウンセラーの資格は取らずじまいになってしまったんですが、15年間、秘書の仕事にまい進してキャリアを積んできました。

    ——「Career Mentor Academy」を受講しようと思ったきっかけはなんでしたか?

    子どもたちも大学へ進学し、育児がひと段落ついたところで、自分が置き去りにしていた「やりたいこと」にもう一度向き合いたいと思ったからです。それは、これからの未来を担う若い女性たちのキャリアを支援すること。

    身の回りを見渡したときに、男性中心な環境の中で自分のキャリアパスが見えなかったり、ライフステージの変化に不安を感じていたりと、今後のキャリアに悩む女性がまだまだ多いと気づきました。私自身も、キャリアを断念せざるを得なかった時期につらい思いをすることもあって。彼女たちに、自分と同じ思いをしてほしくないと思ったんです。

    数年前にキャリアコンサルタントの資格を取得したのですが、そのときの仲間からの紹介でメンタリングとこの講座に出会いました。クライアントに直接アドバイスを行わないキャリアカウンセリングと異なり、メンタリングは自分の経験から得た教訓なども活かしながら相手を支援できる点に惹かれたんです。

    ——講座を受講してみての感想を聞かせてください。

    今までに経験したことのない、素晴らしい学びと出会いが詰まった時間になりました。

    受講生の方は、経営者やプロのコーチなど立派なご経歴を持つ方ばかり。最初はついていけるか不安だったのを覚えています。ですが、グループワークでたくさんの方と対話させていただいたり、フィードバックをし合ったりする中で、皆さんはご自身の持っているスキル、経験値や知見を惜しみなくシェアしてくださるんです。その姿勢に感動しましたし、新たな価値観に触れてたくさんの学びを得ました。地方に住みながら一緒に学ぶ仲間が全国にできたことは、自分にとっての財産です。

    メンタリングでは、メンターは一方的に教える立場にはありません。メンティの価値観を知って受け止めることで、それがまた自分の引き出しにもなるんです。年齢も肩書きも関係なく、共に学び合えるのがメンタリングの魅力ですね。

    また、講座内で自分のこれまでの人生の棚卸をしたことも貴重な経験でした。今までしっかりと見えていなかった自分のコンプレックスも明らかになり、改めて等身大の自分と向き合えたと感じます。

    ——講座を通じて、特に印象に残っている学びや自身の変化はありましたか?

    具体的な学びとしては、聞き方やアドバイスの伝え方などの実践的なスキルが身に付いたと感じます。メンタリングで改めて傾聴について学び、単なる同調とは異なるのだと理解することができました。

    今まで、人の話を聞くのは普通にできていると思っていました。ですが、さらに一歩踏み込んで、相手にとっての知見や次のアクションにつながる対話ができるようになったんです。

    それから、「過去の振り返り」を行うワークも印象に残っています。自分はこれまで何を考え、どのように行動してきたのか。それがどう影響をもたらし、現在の自分につながっているのか。ワークに取り組むうちに、過去に直面した困難やつらい出来事は、すべて学びになっているのだと気づけました。

    過去の経験からの学びは、また同じような状況に置かれたときに活かせます。さらにメンタリングでは、自分の経験や知識をもとに他者の成長を後押しすることができるので、これらをシェアすることで誰かの役にも立てるんです。

    この先また大変なことが起こっても、むしろ自分がシェアできる学びの引き出しが一つ増えると思えば、前向きに乗り越えられそうだなと思いましたね。どんなこともプラスに捉えられるようになったのは自分の中でとても大きな変化です。

    ——受講後、学びを通じてどのような変化がありましたか?

    講座内でメンティを探してセッションをするという宿題が出たのをきっかけに、社内の方にお願いしてメンタリングを受けていただいたんです。そこで、自分がメンタリングによってキャリアを支援できる、という実感を持てましたね。

    ある20代の女性社員からは「出産後、育児しながら管理職になれる気がしない」「今の仕事が楽しいから、産休や育休でキャリアにブランクをつくることに不安を感じる」という悩みを聞きました。

    私は育児を通じて、いろいろな方との出会いやかけがえのない経験を得ることができたと感じています。なので「逆に、仕事を離れて他のことに視野を広げられるチャンスだと捉えてみるのはどうか」とお伝えしたんです。また、同じ悩みを持つ人事職の女性社員にも、「社内の産・育休制度を自分で体験してみることは、きっと仕事にも活きるはず」と。彼女たちからは「今までそんなふうに考えたことがありませんでした。ライフイベントが楽しみになりました」と言ってもらえました。

    これも、「Career Mentor Academy」でメンタリングを学び、自分の過去を振り返れたからこそだと思います。私が感じてきたことや経験が活かせるのだと自信につながりましたね。以前の私だったら、自分から「お話を聞きます」と呼びかけることなんてきっとできませんでした。でも今では、誰かのお役に立てるなら喜んでお伺いしたい。そう前向きな気持ちでいられます。

    ——今後の抱負と、受講を検討されている方にメッセージをお願いします!

    講座修了後も、社内外の活動でキャリア支援を行っていきたいです。定年を迎えた後も、自分のライフワークにできればと。メンタリングで得た学びは、今後の活動に大きく活かせるだろうという確信がありますね。

    受講当初の私のように、周りに対して引け目を感じてしまったり、自分に自信が持てなかったりして、学ぶことをためらってしまう方もいらっしゃるかもしれません。でも、メンタリングは等身大の自分をそのまま活かせます。その点で、すごくおすすめしたいですね。

    この講座を通じて、本当に人の価値観やバックグラウンドはそれぞれなのだと知りました。自分は自分らしく、誰もがそれぞれの強みを活かして生き生きと輝くことができる。きっとそう感じていただけると思います。

  • 阿部 志保子さんインタビュー

    メンターとして、自分自身が歩んできた管理職や育児の経験を活かせる

    ——現在のお仕事について教えてください。

    車載用のオーディオシステムを手掛ける外資系メーカーで、20年以上マーケティングに携わってきました。日本オフィスのマーケティング責任者を務めたのち、現在はカスタマーマネジメントディレクターとして新規ビジネス開拓を担当しております。

    私が就職したのは、男女雇用機会均等法が制定される前のタイミングです。子どもを持つと仕事を離れる女性も多かった中で、「これからは女性も自立することが大事だよ」と家庭で言われて育ったこと、夫が家事・育児に協力的だったこと、職場の自由な社風のおかげでこれまで楽しくお仕事を続けてこられました。

    ——「Career Mentor Academy」を受講しようと思ったきっかけは?

    自分が女性として育児をしながら働いてきた経験や、管理職を長く務めてきた経験を何かに活かせないかと考えたことがきっかけです。

    2020年に定年を迎えてから、再雇用で役職も仕事内容も変わらずにお仕事をさせていただいています。最近は、コロナ禍で海外出張が減るなど、今までよりも少し時間の余裕が生まれました。そこで、今後のセカンドキャリアについて改めて見つめ直したんです。

    実は、何年か前に新聞でキャリアメンターに関する記事を見て、ずっと「メンタリングを学んでみたい」と興味を持っていまして。時間がある今ならチャレンジできると思い、2021年10月から受講を決めました。

    ——受講してみての率直な感想を聞かせてください。

    まずは、受講生の方々が世代も職業もバラエティに富んでいたのが印象的でした。ですが非常に温かい雰囲気も感じ、最初から自然と溶け込むことができたんです。講座はオンライン開催でしたが、オンラインでしか会っていないなんて思えないくらいに、熱量が高く楽しい時間を過ごせましたね。

    私はマーケティングやお客様に対応する上でのスキルはこれまでに仕事で学んできました。一方で、相手の話を傾聴する方法や、核心をつく質問の仕方などについてはあまり考えたことがなかったんです。新たな知識をたくさん学ばせていただき、本当に勉強になりました。

    ——学びを通じて、どのような変化がありましたか?

    受講中に、身の回りでメンティを見つけてメンタリングの練習をするという宿題が出されました。社内のメンバーや友人に声をかけて実施したときに、学びの効果を実感する場面があったんです。

    講座で学んだ傾聴の「型」を意識しながら対話をしていくと、どんどんと話が深まり、問題の核心が見えてきます。それによってメンティの方に大きな気づきを得てもらえたようで、私自身も「メンタリングってすごい!」と衝撃を受けましたね。また、自分の経験に基づいたアドバイスも少し交えることで、「お話がとっても参考になりました」とも言っていただけて。お相手に喜んでいただけたのがすごく嬉しかったです。

    実は以前、社内で他部署の女性社員に対してメンターのような役割を任されたことがありました。ただそのときは知識もなく、何度かお話ししただけであまりお役に立てなかったと感じていまして……。「聞く技術」を持っているかどうかで、こんなにも対話の深まり方と発見の数が違うのだと学べました。

    ——「Career Mentor Academy」で得たものを、今後どのように生かしていきたいですか?

    女性が社会でイキイキと活躍できるようなサポートを、社内外問わずにしていきたいと思っています。社内でメンター制度を立ち上げて、私自身もメンターとして直接お手伝いができたらうれしいですね。

    キャリアにおける悩みは人それぞれですが、その中で多くの人に共通する悩みもあります。たとえば、管理職に登用されたばかりの人は「どうして私なんかがマネージャーに?」と不安を感じてしまいがちです。そんなときに、メンターの立場から「実は私も悩んだ経験があって……」と伝えられたら、少しでも気が楽になってもらえるのではないでしょうか。

    セカンドキャリアを考えたときに、自分の得意なこと、私であればマーケティングやセールスのビジネススキルを活かすのも一つです。それだけでなく、メンタリングのように自分自身が歩んできた管理職や育児の経験をまるごと活かせる選択肢もあるのだと、ぜひ多くの人に知っていただきたいですね。



  • 白鳥 歩さんインタビュー

    スポーツの現場にメンタリングを取り入れ、競技者とコーチのキャリアを明るく照らす存在に

    ——現在の仕事内容を教えてください。

    これまでは、日本体育大学のビーチバレーボール部でコーチを務めていました。2022年4月から日本バレーボール協会の専任コーチとして、代表選手やジュニア選手の指導者になる予定です。

    私自身、2021年の夏まで現役の競技者でした。小学生の頃からバレーボールを始め、大学でビーチバレーボールに転向。もともとコーチになるつもりはなく、現役時代に「自分の競技力向上に活かせないか」と考えたことから、大学院に進学して指導者としてのノウハウを学び始めました。その流れで母校のコーチも務めるようになり、そこで心境に変化がありました。生徒たちに一方的に教えるというより、コーチ自身も一緒に成長していける楽しさを感じて「この道に進んでみたい」と思うようになったんです。


    ——「Career Mentor Academy」を受講したいと思ったきっかけは?

    ビジネスの分野で注目されているメンタリングを、スポーツの現場にも取り入たいと思ったことが最大のきっかけです。

    私は以前、日本体育大学が実施する「女性のエリートコーチ育成プログラム」に参加させていただきました。そこでメンティ(相談する立場)として、Mentor Forの公式メンターやスポーツ界の先輩方とのメンタリングを初めて体験したんです。自分が競技者として、またコーチとして抱える悩みを不安ながらも打ち明けると、メンターの方から新たな視点でアドバイスをいただくことができて。その言葉に、すごく背中を押してもらえたんですよね。

    自分自身に大きな変化があったので、メンタリングには絶対に競技者やコーチの未来を明るくする力があると感じました。今度は私がメンターとしてのスキルを身に付けて、スポーツの世界にも広めていきたいと、「Career Mentor Academy」2期の受講を決めたんです。


    ——講座での一番の学びは?

    少しテクニカルなお話になってしまいますが、メンタリングの2つの技法が特に印象に残っています。

    1つは、「オートクライン」と言って、対話の中でメンティが自分で話す言葉を自分で聞くことによって気づきを得る体験のことです。もう1つは、相手の回答を「7秒待つ」こと。メンティが自分で考えて言葉を発せられるように、寄り添う姿勢が大事なのだと知りました。これらは、部活のコーチとして生徒と接する中でもすぐに実践できるテクニックでしたね。

    講座で学んだメンタリングの手法を取り入れると、選手とのコミュニケーションが明らかに変わっていきました。競技に直接関係のない普段の生活やキャリアにおける悩みの相談もしてくれるようになったんです。関係性が深まっただけではなく、不思議と選手の主体性もかなり上がったような気がします。自ら考えて行動することを促し、それによって結果的に自信をつけてもらえるのは、メンタリングならではの効果ではないでしょうか。


    ——そのほか、「Career Mentor Academy」で得られたことがあればお聞かせください。

    さまざまなフィールドで活躍する受講生の方々とご一緒できたので、困ったときや悩んだときに相談できる仲間が増えたのはとても財産になると感じています。今後、スポーツの分野でメンタリングを発展させていきたいと思っているので、専門的な相談に乗ってくださる方がたくさんいるのは心強いですね。

    多様なバックグラウンドを持つ方とつながることができて、スポーツの世界に身を置く人間としても、視野が広がったと思います。


    ——「Career Mentor Academy」で得たものを、今後どのように生かしていきたいですか?

    メンティ・メンター両方の立場を経験し、スポーツの世界にこそメンターは必要だと実感しています。

    スポーツに一心に打ち込んでいると、自分のキャリアの選択肢が狭まってしまう感覚に陥ることがよくあります。その上、ロールモデルもなかなか周りにいません。でも、外の世界から「こんなことに挑戦してみたら?」と選択肢をもたらしてくれる存在がいると、勇気をもらえます。選手にとってキャリアの可能性が広がると、メンタルも安定して、競技力の向上にもつながるんです。

    まずは現場で、目の前にいる選手やスタッフの人たちと関わっていく中で、メンタリングで学んだコミュニケーションを発揮していきたいと思います。周りの人たちに少しでも良い影響をもたらせたらうれしいですね。


    関連リリース:https://prtimes.jp/story/detail/ArYWJ9IOzAB

  • 鎌田 優さんインタビュー

    未経験からの新鮮な学びで、自分の経験は「他者の知見」になると知れた

    ——現在の仕事内容を教えてください。

    新卒入社した総合商社にて、輸送機・建機を扱う事業部門に所属しています。自動車流通販売に関わる業務をメインに、海外駐在や商用車メーカーへの出向、別業種である船舶事業部への異動などを経験してきました。

    数年ごとに新しいチャンスをいただけて、都度新鮮な気持ちで仕事を続けてこられたと思います。現在は新規事業開発部にて、自動車に限らない「Mobility」と「異業種」の領域を掛け合わせる形での事業開発を推進している最中です。


    ——なぜ「Career Mentor Academy」を受講しようと思ったのでしょうか?

    会社の中で中堅ポジションになった今、自分自身の今後のキャリアを改めて見つめ直したいと感じたからです。これまでは、異動など会社から提示してもらえるキャリアパスに身を任せてきた部分もありました。

    ただ、最近は会社員としてではなくいち個人としても「今後のキャリアをどのように考えていけばよいのだろうか」と漠然と考えるようになって。メンタリングは未経験でしたが、自分自身の内省や棚卸しにも有効だと聞き興味を持ちました。メンターとしてすでに活躍している妻から、この「Carrer Mentor Academy」を紹介してもらったんです。

    メンタリングを学びながら自分のキャリアについて考えを深め、将来的には同じようにモヤモヤしている人に対しても何かサポートできればいいなと思い、受講を決めました。


    ——講座を受講した感想を聞かせてください。

    普段は知り合えないような社外の仲間ができた点がよかったです。講座内でのやり取りやワークを通じて、多様な価値観やバックグラウンドに触れることができ、とても勉強になりました。

    ロールプレイングを重ねるごとに、講師の方々からも「自信がついてきたね」と褒めていただけたのは、成長を実感できてうれしかったですね。

    正直に言うと、転職やマネジメント職の経験がない中で、「キャリアメンター」を名乗るのに最初は抵抗がありました。「私なんかがキャリアのアドバイスをできるのだろうか」と思っていたんです。

    ただ、講座でメンタリングを学ぶうちに「こうすれば良いんだよ」と伝えるだけがアドバイスではないのだと知りました。「今の話を聞いてあなたの考えをこんなふうに捉えました」と、率直に自分が感じたことを共有するだけでも、相手にとって気づきをもたらせるんです。

    同時に、自分の中で「何か良いことを言うべきだ」と固定観念を持っていることにも気づけました。自分にも相手にも発見や学びが生まれるのが、メンタリングの魅力ですね。


    ——講座を通じて、特に印象に残っている学びや自身の変化はありましたか?

    具体的な学びとしては、聞き方やアドバイスの伝え方などの実践的なスキルが身に付いたと感じます。メンタリングで改めて傾聴について学び、単なる同調とは異なるのだと理解することができました。

    今まで、人の話を聞くのは普通にできていると思っていました。ですが、さらに一歩踏み込んで、相手にとっての知見や次のアクションにつながる対話ができるようになったんです。

    それから、「過去の振り返り」を行うワークも印象に残っています。自分はこれまで何を考え、どのように行動してきたのか。それがどう影響をもたらし、現在の自分につながっているのか。ワークに取り組むうちに、過去に直面した困難やつらい出来事は、すべて学びになっているのだと気づけました。

    過去の経験からの学びは、また同じような状況に置かれたときに活かせます。さらにメンタリングでは、自分の経験や知識をもとに他者の成長を後押しすることができるので、これらをシェアすることで誰かの役にも立てるんです。

    この先また大変なことが起こっても、むしろ自分がシェアできる学びの引き出しが一つ増えると思えば、前向きに乗り越えられそうだなと思いましたね。どんなこともプラスに捉えられるようになったのは自分の中でとても大きな変化です。


    ——今後、「Career Mentor Academy」での学びをどのように活かしていきたいですか?

    まずは、社内での日々の円滑なコミュニケーションに活かしたいです。

    ロンドンに駐在していたとき、同じく欧州に駐在していた先輩が私の仕事ぶり、人間性をとてもよく見てくれて、自覚していなかった強みをフィードバックしてくれたことがありました。きちんと私に向き合って、自分の可能性を引き出してもらえたと感じたんですよね。

    今思えば、これはメンタリングの体験と非常に近しいものでした。私も、後輩育成や普段の同僚とのやり取りにおいて、周りのメンバーをよく見ながらポジティブな働きかけをしていきたいと思います。


    ——最後に、講座の受講を検討している方にメッセージをお願いします!

    私のようにマネジメント未経験だったりメンタリングの初心者だったりしても、安心して学べる場です。

    こういったクローズドなコミュニティだからこそ、「失敗しても大丈夫だ」と思えます。実際、キャリアに真剣に向き合っている受講生や講師の方々から、毎回とても温かいフィードバックをいただけました。

    「Career Mentor Academy」での学びは、社内外のあらゆる場面で活かせると思うので、ぜひチャレンジしてみてください!